...象牙(ぞうげ)でできているその石突(いしづ)きのところが同じような生々しい泥で汚れていた...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...いかにしばしば彼は動きのとれぬ状態にあることか! 「あえてお伺(うかが)いしてよろしければ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ホレーショー、お聞きのとおり、面目次第も無い事です...
太宰治 「新ハムレット」
...それも自分の都合悪い但し書きのとこ手エで隠してて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...登山杖のような先きのとがつたステッキで叩いているのだなと確信した...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...それはさっきのとは違(ちが)って...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...がんりきのところへ来て上人の眼がハタと留まりましたものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...動きのとれないところを押えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...既に磔刑(はりつけ)にもなるべきのところを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんな嘘つきのところにいると何をされるかしれないので...
林芙美子 「狐物語」
...どうにも動きのとれない今の生活と...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...どうにも動きのとれない最後の袋小路(ふくろこうじ)へむけて突進していったのです...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...外形的にも精神的にも既に全く動きのとれぬ状態に立ち至つたことは久しい前から痛感してゐるにも関はらず...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...「社殿(やしろ)のわきのところまでくると...
水野葉舟 「北国の人」
...さる正保二乙酉(きのととり)十二月二日に御逝去(ごせいきょ)遊ばされ候(そろ)松向寺殿の十三回忌に相当致しおり候事に候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...天保六年乙未(きのとひつじ)の歳正月二十日であった...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...「皆さんお聞きのとおりです」と云った...
山本周五郎 「花も刀も」
...作者が身うごきのとれない感じのする...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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