...寸法はきっちりと合うのです...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...新調の軍服にきっちり締め上げられた逞(たくま)しい全身を...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...きっちり身に合った短い上衣や...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...たてつけのわるい蝶番(ちょうつがい)のゆるんだドアのボタンが穴にきっちりはまらないで...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...」このひとはきっちりと肉のしまった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...氷室から一ツ橋まできっちり四十ミニュートで行きつくように歩いてもらいたい」「四十ミニュートで……...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……きっちり、一分でね!」料理場を飛び出すと、まるで巫女(ウイッチ)のように宙を飛んで家へ駆けてゆき、お台所から鶏卵と水飴(みずあめ)と乾杏子(ほしあんず)をひっ攫(さら)って、えらい勢いで駆け戻って来ました...
久生十蘭 「キャラコさん」
...九時きっちりから三十分...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十二時きっちりを車中で過す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ジェナがきっちり指示を守っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...きっちりとまきついているが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...銀鼠のきっちりした胸衣を着ていて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...みんなと同じ仕事着を着て頭をきっちり赤い布でしばって...
宮本百合子 「「インガ」」
...この頃は虫も退治され、栄養も心身ともによく薬も実に活力の源となるききかたをしているので、きっちりとして、而も収穫的に暮してゆこうとする努力がたのしさを伴っています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...左がまだきっちり合っていないようです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それをきっちり実行するということは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...原稿紙もきっちりに入る奥ゆきに出来ているのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
便利!手書き漢字入力検索
