...幸太夫に継いでの露国探険者たる一代の奇矯児(ききょうじ)寿安老人であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...特別警察隊の腕きき警官が三十人と...
海野十三 「地中魔」
...旅の者の往来(ゆきき)は無し...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...聴衆(ききて)に交(まじ)つてゐた西洋婦人は鷦鷯(みそさゞへ)のやうに口をとがらせて「ち...
薄田泣菫 「茶話」
...一向にききめがないどころか...
高見順 「いやな感じ」
...豪放な口のきき方をするのを待っていて...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...桔梗(ききょう)がかった色気の羽織を着て...
徳田秋声 「新世帯」
...おもしろい話をききました...
豊島与志雄 「夢の卵」
...軽い口をききながらも...
直木三十五 「南国太平記」
...華々しく原子物理学の研究に突入している噂をききながら...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...さほどな利目(ききめ)が出て来ない...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...忠弘は心ききたる家臣を深川八幡前の家へやって見ました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...博士の家へ出入りする用ききに色々たずねてみると...
平林初之輔 「少年探偵 呉田博士と与一」
...おまえのききたいことを言ってごらん...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...唐沢氏が寝室に入った気配をききすませて夫人はおしもを呼んだ...
矢田津世子 「女心拾遺」
...日本は未だ人間の心に活ききってはいない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...さらにきき直してみたことがあったが...
山本実彦 「十五年」
...おきき入れかなわぬ上はこれまでのものです...
吉川英治 「私本太平記」
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