...殆どがらんどうのやうだ...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...そのがらんどうの一番奧二階だが...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...中は何もないがらんどうだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その上にがらんどうのコンクリートの倉庫が...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...果せるかな家内のものは皆新宅へ荷物を方付に行って伽藍堂(がらんどう)の中(うち)に残るは我輩とペンばかりである...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...胸ががらんどうになつて侘びしく...
太宰治 「知らない人」
...客車の中は白塗りのがらんどうで...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...男が見たのはがらんどうの小屋だったというわけだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...室内はもちろんがらんどうで...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...今は殿堂はがらんどうで...
野上豊一郎 「パルテノン」
...それにあすこの福和戸(ふくわと)のやうながらんどうの温泉...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
... 1ぽんの がらんどうに なった ナラのきが ありました...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「きたりすナトキンのはなし」
...がらんどうな貧しい標本がぼつねんと並んでいた私の訪ねた友はこゝにいなかった...
槇村浩 「京都帝国大学(十四行詩)」
...物干場のがらんどうな湿っぽい大きさがナースチャを恐れさした...
「赤い貨車」
...皆から離れたがらんどうな大部屋にポツンと居る子の周囲はこりかたまった様な静けさが満ちて居た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...自分の頭の中の空洞(がらんどう)をジッと凝視していると...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...昇る伽藍堂塔(がらんどうとう)の附属も...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そして私自身その宿屋に別るゝ頃にはそのがらんどうの宿屋に早や十人足らずの客しか殘つてゐなかつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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