...布をまかなくちゃお頭がうなっていらっしゃるじゃないか! お頭...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...お頭痛が遊ばすの? お酒なんぞ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...怖(こわ)いお役人様のお頭(かしら)であろうと思って来たのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで、先晩は、専(もっぱ)ら下原宿の嘉助の娘のお蘭の出世が話題となり、後ろに聞いていたがんりきの百を大いにむずがゆがらせたが、今晩もあの調子で、「時に、市場でも難儀が降って湧いてのう、あの娘(あま)っ子(こ)、まだ身性(みじょう)がわからんかいのう」「まだわからんちうがのう、困ったもんじゃのう、なんでも市場の世話役は、勧賞(けんじょう)つきで沙汰をしおるちうが、つきとめた者には二十両というこっちゃ」「二十両――このせち辛い時節に、えらい掘出しもんじゃのう」「市場連も、勧賞と聞いた慾の皮の薄いわいわい連も血眼(ちまなこ)じゃがのう、明日の九ツまで見つからんと、あの市場総体が欠所を食うじゃろうて」「何してもそれは気の毒なこっちゃ、勧賞はどうでもいいが、市場連を助けてやりてえもんじゃのう」「一骨折っちゃ、どうでごんす」「さあ、当番でなけりゃ、何とか一肌ぬいでみようがなあ、いったい、手がかりはあるのかや、物怪変化(もののけへんげ)が、木の葉をもって買いに来たわけじゃあるまいからのう」「物怪変化じゃねえさ、ちゃんと世間並みの鳥目(ちょうもく)を払って、小豆と、お頭附きと、椎茸(しいたけ)、干瓢(かんぴょう)の類を買って行かれた清らかな娘(あま)ッ子(こ)じゃげな――払ったお鳥目も、あとで木の葉にもなんにもなりゃせなんだがな」「小豆と、お頭附きと、椎茸、かんぴょうを買うて行ったんや、何かお祝い事じゃろう」「どんなもんじゃろう」「わしゃ思いまんなあ、その娘ッ子、山家(やまが)もんじゃごわせんぜ」「だが、合羽、かんじき、すっかり山家者のいでたちじゃったということじゃ」「でも、山家者なら椎茸なんざあ買いやしませんがな」「はてな」「木地師(きじし)の娘ッ子じゃござらんか」「木地師の娘ッ子なら、たんと連れ合うて来るがな、一人で来るということはごわせんわい、それに、木地師の娘ッ子ならお尻が大きいわいな」「土地ッ子ではなし、よそから奉公に来ている娘ッ子という娘ッ子はみんな人別を調べてみたが、当りが無いというこっちゃ」「何とかならんもんかなあ」「明朝九ツまでにわからんと、首ととりかえせんじゃがなあ」「そうじて泣く子と地頭にゃ勝たれんわな...
中里介山 「大菩薩峠」
...少々お頭(つむ)の良くないガラッ八には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真上からあなたのお頭(つむ)を拝見すると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...またお頭(つも)が痛み始めて――ちやうど二週間目になつてゐました――そいでおやすみになつたまゝ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...おぢいさんは寂しさうにその禿(は)げたお頭(つむ)をつるりと撫(な)でまはしました...
宮原晃一郎 「拾うた冠」
...とにかくお頭という意味で家のお頭に差上げるのでしょう...
宮本百合子 「幸福の建設」
...「お頭痛は」と僧が問うた...
森鴎外 「寒山拾得」
...そのことがあなたのお頭(つむ)に残っていて...
山本周五郎 「風流太平記」
...その六部の縄を解いてやれ」「お頭...
吉川英治 「剣難女難」
...「お頭(かしら)ですか」「む...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いつかお頭領(かしら)の話にも聞いていました」「そのふたりが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お頭目(かしら)」日吉は...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひたすらそのお頭巾(ずきん)を眉深(まぶか)にしておいで遊ばしませ」「かようにか」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...のしお頭巾の女の影はまたいつの間にか後ろをつけて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...軍鶏(しゃも)の赤毛をお頭(つむ)にのせて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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