...「お目にかかられますでしょうか...
泉鏡花 「縁結び」
...象は無事に将軍家にお目に懸(かゝ)る事が出来た...
薄田泣菫 「茶話」
...お目にかからぬさきから...
太宰治 「二十世紀旗手」
...たとえば彼らは、自分らを安楽にしてくれる一つの神を欲しいと思っていたのだから、――どうして、いかなる作家も自分のペン一つで食ってゆけると考えなかった時代に、彼らはこれなしにいられようか――王の庇護は……彼らをして、なお目だたぬ、しかしとにかく社会的階級のうちに儼として規定せられたる一階級に列せしめた...
辰野隆 「芸術統制是非」
...当人も快くそのお方にお目に懸ると云っていること...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それほど奴は馬鹿でお目出たくできてるんだ! 奴は九年のあいだ俺を尊敬していた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...お目出度(めでと)う御座います」ワクワクした心持で迎えてくれた多与里に対して...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ちょいとお目にかかって申上げたいことがあります」お駒に取次がせたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「手槍がありや抛つてお目にかけますぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お目にかかりたいと思っていたの……あなたに...
久生十蘭 「あなたも私も」
...お目に懸けまする...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...お部屋にはまだお目にかゝらない御獨身の方が一人ゐらつしやるといふので...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...長い間お目にかかれませんでした...
北條民雄 「道化芝居」
...一遍お目にかかってみたいもんだ」「うん」もう一人の方は...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...お目にとまったのは...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...外国人に我々の悲劇のおもしろさをお目にかけるためのお芝居みたいである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そして、早速ながら、この場で、寺社奉行、お目付側、また北の中山殿なども、膝くみ合せて、善後処置のお話し合いをなされては如何(いかが)なものか...
吉川英治 「大岡越前」
...「お目ざめか」上人の気配は...
吉川英治 「親鸞」
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