...けっして無事にお産はできますまい...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...政宗はお産でもするやうに蟹のやうな顔をしかめてうん/\唸(うな)つてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...お産にちなんで数の子ですよ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...お産がありましたとやら...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...これが五人のお子たちをお産みあそばしたおかたとはおもえぬほどでござりました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...短冊└塩原新家愛瓢・ぶらぶらぬけさうな歯をつけて旅をつゞける・わが旅のつゞくほどにお産(オサン)のつゞき五月四日晴...
種田山頭火 「旅日記」
...あの寺でお産をさせるわけにはゆかない...
中里介山 「大菩薩峠」
...お産だけは今いう通り...
中里介山 「大菩薩峠」
...五年前にお産のあった家を探してくれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目だからきっとお産は軽いだろう...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...楽々とお産ができるんだ...
久生十蘭 「虹の橋」
...国府津行きのことはああちゃんのお産が十月下旬ですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その点ではお産も結構です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...五日の夜には中宮(ちゅうぐう)のお産養(うぶやしない)があった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...きっと最初に男のお子さまをお産みなさるに相違ございません)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お産の牀にある従兄の嫁の世話から嬰児の襁褓の洗濯...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...無学な者はなお産み得るのだと...
柳宗悦 「工藝の道」
...お産のあとですぐに亡くなったんですって...
山本周五郎 「ひとでなし」
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