...お寺よりも此人の家の方が...
石川啄木 「天鵞絨」
...大和の法隆寺といふお寺へ往(ゆ)けば...
薄田泣菫 「茶話」
...お劇の昼興行(マチネー)やお寺詣りにはこの方がお似合ひかと存じまして...
薄田泣菫 「茶話」
...右角が海禅寺(かいぜんじ)(これは阿波(あわ)様のお寺)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...『何処へ行らしつたの?』『ちよつとそこ?』『お寺から出ていらしつたわねえ? 貴女?』図星をさゝれて狼狽(どぎまぎ)して...
田山録弥 「百合子」
...彼の住居は外から見てのお寺である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...おまえのお寺とはすっかり縁を切ってしまいたいもんだなあ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なんでも清澄のお寺へ預けられてしまったということでござんすよ」と答えるものがありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「その清澄のお寺とやらまでは...
中里介山 「大菩薩峠」
...その坊さんは自分には立派なお寺があるから...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...お寺へも氣の毒ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「それから?」「ザツト藪醫者に診せて、お寺が引受けて、何も彼も濟んでしまつたが、納まらないのは、お孃さんのお梅さんの胸のうちだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...東福寺の寺内(じない)のお寺へ隠れると...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...もしもチチコフが何処かお寺の門口(かどぐち)あたりでこんな服装(なり)をした相手に出会ったとしたら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...3165ファウストそんならこないだお寺からお帰(かえり)なさる時...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...お寺の御本尊の中に在るのと違って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これもお寺で貰ったのだという...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この石段の續いた果にまだお寺があるだらうしその一番高い所に在るお寺に泊めて貰はうなどと言ひながらなほ勞れた足を運ばうとしてゐたのであつた...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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