...ぽつんと立っているお堂に...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...今度のお堂守さんは御奇特な感心なお方(かた)だという評判が信徒の間に聞えた...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...おまいりの人の通路を残してお堂いっぱいに...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...ガランとしたお堂の中には...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...大きな寺のお堂が...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...お堂の入口にころがっている...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...お堂のうしろの板が三寸四方ぐらい切り取ってある...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...そうこうするうちに、私はその時分北野の天神を信じていまして、毎月廿四日には参籠をするのが常でしたのに、その女房のために近頃とんと怠りがちになっていましたものですから、ちょうど十二月廿四日のこと、歳の暮れでもありますし、日頃の懈怠(けたい)をお詫びしなければならないと思って、お堂へ参って、夜どおし念誦(ねんじゅ)していますと、ほかにもお籠りをする人たちがあって、話しているのを聞いていましたら、あゝ可哀そうに、いったい何処の人だろうと、そう云う言葉が耳に這入りましたので、ふっと気にかゝって、何の話ですと尋ねてみると、たった今しがた、都はかよう/\の所に、年十七八ほどの女房を殺して、衣裳を剥ぎ取った者があると云うのです...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...お前はもう足を喰われたから歩いちゃいけないよ」狼はこう云って旅人の一人をお堂の隅へ追い詰め...
谷崎潤一郎 「少年」
...仲店(なかみせ)の通りから宏大(こうだい)な朱塗りのお堂の甍(いらか)を望んだ時の有様ばかりが明瞭(めいりょう)に描かれ...
谷崎潤一郎 「秘密」
...お堂をたてゝその中にまつりこむ……そしてびんにつめた水を...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...八幡様のお堂ののきに...
豊島与志雄 「ふしぎな池」
...蛇滝のお堂とやらまでお伴(とも)を致しましょうか」「参籠堂へは...
中里介山 「大菩薩峠」
...従来のお堂をとりひろげて勧請(かんじょう)し...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとあのお堂の膝元に避難に来た人々は焼かれなばこのお堂と諸共に死なば観音様と御一緒に……そこで...
中里介山 「山道」
...「なかなか立派なお堂が出来ましたね...
室生犀星 「幼年時代」
...清正公様のお堂の蝋燭で洟(はな)でもかんで...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...優しい小さな塔とお堂とがある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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