...又彼等の或ものはお兄様(にいさま)と僕を呼びたかつたかも知れない...
芥川龍之介 「変遷その他」
...お兄様のお遺骨をすりかえたらしい...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...何しろ評判のよくない人でしたから」「小田切さんの妹さんは宮本夫人とお兄様との関係を知らないんでしょうか?」「知っておりましょう...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...お兄様もお義姉(ねえ)様も……マリーヤだって...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...お母様やお兄様が折角止めていらしったのに...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...眉を歪めて「お兄様」小太郎は...
直木三十五 「南国太平記」
...乱れて来ているらしい」「妾――お兄様...
直木三十五 「南国太平記」
...私の伯父――お母様のお兄様に当る方――が...
野村胡堂 「古城の真昼」
...「お兄様、昼見た時、穴の入口はどんなになっていて?」「砂利と岩と泥で塞がっていたよ」「八百年も前から水底で塞がっていたのに、お兄様が鶴嘴(つるはし)でそんなにわけもなく開けられるかしら」「そう言えばそうだな」「この穴は宝庫とは関係のない昔の抜穴じゃないかしら、――綾子さんのお父様が一度発見なすって、なんにもなかったんで入口を塞いでおいたのじゃないかしら?」燿子の考えようは次第に緻密になって行きます...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...お兄様」「私はここよ」幸い綾子も燿子も浅いところへ這い上った様子ですが...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...お兄様の見た車は前燈(ヘッド・ライト)のないノッペラ棒な車だったんですって」「フーム」一本突っ込まれた形で...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...何でも相談が出来ると思ったからなンだよ」「お兄様に相談なさればいいのよ」「兄貴には話せない金なンだ」きんは返事もしないで...
林芙美子 「晩菊」
...いつでもお兄様に反抗をなさいますね」とお訓(さと)しになる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もしお兄様が御覧になりましたならば...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...そのホントのお兄さまよりももっともっとおなつかしい大切の大切の秘密のお兄様と思って恋い焦れながら死んで行きたいと...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...お兄様のお眼に止まるようなことがありはしまいかと思いますと...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...私はどうしてお兄様にお眼にかけることが出来ましょう...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...すると丁度そのお兄様がお怪我遊ばした日の事...
夢野久作 「白髪小僧」
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