...お世辞はないが実直でなかなかたのもしい女でした...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...たった一言の指のお世辞から...
太宰治 「女類」
...お世辞を言うために生れて来た茶屋の者たちに取りまかれて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...」お世辞では無かつた...
太宰治 「津軽」
...また余分の付け届けを持って行くとさしも稽古の厳重な彼女もその日一日はその子に対して顔色を和(やわら)げ心にもない褒(ほ)め言葉を吐(は)いたりするので聞く方が気味を悪がりお師匠さんのお世辞と云うと恐ろしいものになっていた...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...お世辞もなかったが...
徳田秋声 「縮図」
...お世辞なんぞいッてさ」言いながらまた鏡をのぞいてにこりと笑う...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...お世辞屋にさえ見えるのは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼に嘲笑(ちょうしょう)的なお世辞を述べた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大へん仲がよくってお世辞がよく...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あなたは、どちらからおいでになりましたの」「関の大谷風呂に暫く逗留しておりました」「お国はドチラですの」「東国の方ですがね、諸所方々をフラつきましたよ」「お目がお悪い御様子ですが」「はい、目がつぶれてしまいましてね、つまり天罰というやつなんですよ」「どうして、そういう目におあいになりましたの」「十津川の騒動の時にやられました」「ああ、あの天誅組(てんちゅうぐみ)の騒動に、あなたもお出になりましたか」「はい、十津川では天誅組の方へ加わりました、中山卿だの、それから松本奎堂(まつもとけいどう)、藤本鉄石なんていう方へ加わりました」「まあ、それは頼もしい、天朝方でございますね」「なあに、頼もしく入ったんじゃありませんよ、頼まれたもんですからツイね、つまり、人生意気に感ずというわけなんでしょう」「その前は、どちらに」「その前は壬生(みぶ)におりました」「まあ、壬生浪(みぶろう)……」「恐れるには当りませんよ、これもふとした縁でしてね、好んで新撰組に加わったわけじゃありません」「では、あなたはずいぶん、お手が利(き)いていらっしゃるのね」「剣術が少し出来るんでね、まあ、それで身を持崩したようなものです」「よくまあ、でも、その御不自由なお身体(からだ)でねえ」「こんな不自由な身で生きているというのが不思議なんです、いいや、不思議なんて、そんな洒落(しゃれ)たことではないです、恥さらしなんです、業さらしなんです、まあ普通の良心を持っている奴なら、とっくに、どうかしてるんですがね、こんな奴は、天がなかなか殺さないんです、つまり、なぶり殺しなんですね、あっさりと殺してしまうには、あんまり罪が深い」「そんなことはありませんよ、自暴(やけ)におなりになってはいけません、あなたなんぞは、お若いに、これからが花ですよ」「ふーん、これから花が咲くかなあ」「咲かなくって、あなた、どうするもんですか、わたしなんぞごらんなさい、ことし、幾つだと思召(おぼしめ)す」「左様、女の年というものは、若く言って叱られる、老(ふ)けて言うと恨まれる、当らんものだなア」「当ててごらんなさいよ、あなたはお目が見えないから、皺(しわ)がわからないので、それで有難いのよ」「ふん、当ててみましょうか」「当ててごらんなさいましよ、御遠慮なく、お世辞でなく、正直な判断を聞かせて頂戴」「ふーん、鬼頭天王のおばさんと、ほぼ同格かな、あれより少し若いかな」「鬼頭天王のおばさんというのは、どなた?」「うん、いや――拙者の伯母(おば)なんだが」「その伯母さん、お幾つ?」「そうさなあ、四十……」「それで、わたしは?」「それより、若いかなあ」「有難う」「何でお礼を言います」「有難う」「年を言って、お礼を言われるはずはないのだが」「言ってみましょうか、わたしの本当の年を」「おっしゃってみて下さい」「酉(とり)の五十三――七月生れよ」「ははあ、五十三」「いいお婆さんでしょう、四十幾つかに見られて嬉しい、ついでに、わたしの人柄を言ってごらん下さい」「人柄とは?」「どんな衣裳をつけて、そうして、何を商売にしていますか、それを当ててみてごらんなさい」「拙者は卜(うらない)を稽古して置かなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...その楽譜は、当時、日本へはいったばかりのもので、来合わせたレコード会社の人たちが、お世辞抜きで、キモをつぶした...
野村胡堂 「胡堂百話」
...皆さんのスピーチは皆お世辞だぞ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...お世辞のほうは友はできるだけ受けながしたが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...悪いお世辞じゃありませんよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...お世辞をいうなんて考えずに...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...11430お世辞(せじ)も言われ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...お世辞ではなくこの按摩の孫息子は...
柳田国男 「雪国の春」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- フィギュアスケート選手の三浦璃来さん: 五輪金メダル獲得後、現役引退を発表し新たな挑戦へ。🏅
- 俳優の洋平さん: 26歳で急逝、お笑いコンビ「共犯者」のメンバー 😢
- ベーシストの桜井賢さん: 日本のロックバンドTHE ALFEEライブ通算3000本を達成🎸
時事ニュース漢字 📺
