...マお上りなさい...
石川啄木 「鳥影」
...何しろお上りなすって...
泉鏡花 「浮舟」
...私どもの裏の山へお上りになりますんでございますがね...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...――さあお上り」その年はいつまでも真夏がつづいているように暑かった...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...どうかお上りなすって」ゴリラは案外人間らしい口を利いた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...御飯もお上りにならないで...
鈴木三重吉 「桑の実」
...「梅ちやんお上りな」と梅代の方へは新聞紙のまゝ一寸突きやつて...
高濱虚子 「俳諧師」
...安直なお弁当をお上りになると...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...まアお上り...
永井荷風 「雪解」
...まあ一ツお上りなしてハイ……信州の山深い古里を持つかの女も茶色のマントをふくらませいつもの白い歯で叫んだのです...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...それでもお上りなさいと云つてゐる...
林芙美子 「多摩川」
...御自身でハンカチの上にお上りになって...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...お上り」御用聞きはスーツ・ケースをひったくって...
久生十蘭 「虹の橋」
...まアお上りなさいませ...
正岡子規 「初夢」
...「どうぞ此処(ここ)からお上りあそばして」「――構わないんですか」「ええ...
山本周五郎 「落ち梅記」
...さあどうかお上り下さい」そう云っていかにも心うれしげに客間へみちびいていった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...それだそれだ……」「あ……それなら向うの突当りの梯子段(はしごだん)をお上りになると...
夢野久作 「女坑主」
...帝(みかど)もおわさぬ都へわざわざお上りなさるのか」と...
吉川英治 「三国志」
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