...口を開くのも臆劫(おっくう)で...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...無類のおっくうがりの男なれば...
太宰治 「花吹雪」
...つい億劫(おっくう)で延び延びになっていたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ギラ/\西日の射し込む窓の障子を立ち上って閉めるのが億劫(おっくう)なのか...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...つい出るのを億劫(おっくう)にしていた...
徳田秋声 「挿話」
...立つ時に米友は億劫(おっくう)そうに烏帽子(えぼし)を冠(かぶ)って...
中里介山 「大菩薩峠」
...この与八のおっくうな積みおろしを見て感心して...
中里介山 「大菩薩峠」
...今までおっくうにもあり...
中里介山 「大菩薩峠」
...億劫(おっくう)で」こうは云うものの岡田も...
夏目漱石 「行人」
...久離(きゅうり)切った兄のところへ顔を出すのがおっくうで泉屋さんを困らせているのかもわかりません」「泉屋一家を荒しているのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おっくうになって来る...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...物を云うのも億劫(おっくう)であった...
本庄陸男 「石狩川」
...「参内する以外の外出はおっくうになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...気不精になっている衛門督はこのことを皆といっしょにするのもおっくうなのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...通っておいでになるのにおっくうなふうをお見せになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また皆と行動をともにするのをおっくうがる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...たれが億劫(おっくう)だといった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そんなにも東京が億劫(おっくう)な遠方であったのだろうか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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