...銀の器(うつわ)に吹きかける吐息の...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...それから思いがけない御馳走が大きな器(うつわ)にいれられて...
海野十三 「宇宙戦隊」
...玉の器(うつわ)を持って...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...懐手(ふところで)して人込みにもまれをり懐手して洛陽(らくよう)の市にあり懐手して俳諧の徒輩たり懐手して論難に対しをり懐手して宰相の器(うつわ)たり左手は無きが如くに懐手十二月二十六日 丸之内倶楽部俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...君の器(うつわ)にしたがうだろう...
太宰治 「めくら草紙」
...「銀の器(うつわ)の籠(かご)はどこにあるか御存じでいらっしゃいますか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「お待ち遠さま」行燈(あんどん)の光で器(うつわ)を出す途端に...
中里介山 「大菩薩峠」
...茂太郎自身としては方円の器(うつわ)に従いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...兄さんの眼には御父さんも御母さんも偽(いつわり)の器(うつわ)なのです...
夏目漱石 「行人」
...だから昔師匠のこしれえてくれた器(うつわ)じゃ...
正岡容 「小説 圓朝」
...器(うつわ)は盈(み)ちた...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...(昭和二年三月十九日稿 増補)誤れる工藝序作られつつある醜い器(うつわ)が眼に映る...
柳宗悦 「工藝の道」
...よき器(うつわ)たり得ないことについて私はすでに記した)...
柳宗悦 「工藝の道」
...自(おのず)から器(うつわ)には美が湧(わ)いてくるのだ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...女中の声や器物(うつわもの)の音がしばらくの間せわしげに聞こえて...
吉川英治 「江戸三国志」
...その器(うつわ)を用いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...その器(うつわ)ではありませぬ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...器(うつわ)と共に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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