...何か目に見えぬ縛(いましめ)の八重の縄で...
泉鏡花 「婦系図」
...布施(ふせ)(ほどこし)と持戒(じかい)(いましめ)と忍辱(にんにく)(しのび)と精進(しょうじん)(はげみ)と禅定(ぜんじょう)(おちつき)と般若(はんにゃ)(ちえ)でありますが...
高神覚昇 「般若心経講義」
...露の身のしばしの程をわたらんとて仏の大いにいましめ給へるわざをするかな...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...ここへ入ることをきびしくいましめたという...
知里真志保 「あの世の入口」
...男の無謀をいましめて...
知里真志保 「あの世の入口」
...故(ゆえ)ありて酒と妓(おんな)とをいましめたれば...
永井荷風 「江戸芸術論」
...高手小手にいましめられて...
中里介山 「大菩薩峠」
...群集をすれば闘諍(とうじょう)の縁となるからということをいましめておいたが...
中里介山 「法然行伝」
...斯(こ)ういう結果になるという戒(いましめ)を...
「私の経過した学生時代」
...無理をするのでないかと恐れる母親のいましめの言葉を聞こうとしないで妹がたえず仕事の大部分を自分の身に引き受けている様子を...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...すると母親と妹とがいくら短ないましめの言葉でせっついても...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...後ろ手にいましめられて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...五月の夜石舟にゐて思へらく湯の大神の縛(いましめ)を受く石舟は石の湯舟でいはふねと読むのではないかと思ふが確かではない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ある時までは口外するな」といましめるのを聞いて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それはこれまで抑え抑えて来た慾望の縛(いましめ)を解く第一歩を踏み出そうと云う...
森鴎外 「雁」
...高手小手にいましめられて...
吉川英治 「三国志」
...弱者いじめな極悪非道は仲間掟(おきて)としていましめ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...日常のいましめから解かれて...
吉川英治 「親鸞」
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