...それにこのへんはまるで沼の中をあるくようなひどいぬかるみだな...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...多くの代議士に狗(いぬ)のやうな日本語で喋舌(しやべ)らしておいて...
薄田泣菫 「茶話」
...五月には犬養(いぬかい)首相が暗殺された...
高見順 「いやな感じ」
...「いぬがいる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...病犬(やまいぬ)がいるで...
直木三十五 「南国太平記」
...板塀の裾にあいている犬潜(いぬくぐ)りの穴は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...波木井郷(はきゐがう)の戊亥(いぬゐ)の隅にあたりて候...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...茶色の斑点が額にコブのようにある洋犬(いぬ)をカメと呼んだ...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...御正門ちかくで紀州様の行列を追いぬきながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...先輩の牧野が持っていぬのは都合が悪いから...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...寧(むしろ)自由に野をのさばツて歩くむく犬(いぬ)になりたい...
三島霜川 「平民の娘」
...それも狂犬(やまいぬ)だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...己は一歩も無極に近づいてはいぬ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...雨露次がいぬ間に...
吉川英治 「私本太平記」
...大円寺の阿日坊隆寂(りゅうじゃく)などは犬射(いぬい)ノ馬場のあたりで――...
吉川英治 「私本太平記」
...土地の乾(いぬい)利一氏や牧野融博士が心づよいことをいってくれるので...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ただ垢(あか)がついていぬというだけの衣(もの)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ちょうど戌(いぬ)の刻――五ツの鐘がなりわたった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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