...お話もいかがわしい悪場所の...
泉鏡花 「薄紅梅」
...いかがわしい動作を通行人に見せているというので...
海野十三 「見えざる敵」
...あるいかがわしいダンスホールにお忍びで出掛けたというわけなんです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...あるいかがわしい場処へ...
田中英光 「オリンポスの果実」
...しかるに今日世間に流布する多くのいわゆる通俗科学書中にはすこぶるいかがわしいにせ物が多いように見受けられる...
寺田寅彦 「科学と文学」
...こういう一見はなはだいかがわしいグロテスク教育も...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...いかがわしい医療方法や薬剤...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...ずいぶんいかがわしい話もあるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...たびたび空腹になった事ばかりを書くのはいかがわしい事で...
夏目漱石 「坑夫」
...研究と申すほどの大袈裟(おおげさ)な文字はいかがわしいが...
夏目漱石 「創作家の態度」
...一方から云えばそれぞれ相当の美徳を具(そな)えているのは無論であるがこれと同時に一方ではずいぶんいかがわしい欠点をもっている...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...いかがわしい賭場(とば)を急襲しただけだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...過去のいかがわしい行為と全く関係ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...当時文学とよばれる分野に入りこんできたいかがわしい出版物について注意を喚起している...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...作家として粘ること自体がいかがわしい文学の潮流に対してのプロテストであり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いかがわしい単語を口の内でつぶやいているのである...
森鴎外 「雁」
...いかがわしいことを饒舌(しゃべ)りちらした...
山本周五郎 「季節のない街」
...いかがわしい治療のことも耳にはいっていたし...
山本周五郎 「五瓣の椿」
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