...彼の心の目は人生の底にある闇黒(あんこく)に――そのまた闇黒の中にいるいろいろの怪物に向っていた...
芥川龍之介 「古千屋」
...小さな後姿は若々しくって青年(あんこ)のようだった...
有島武郎 「カインの末裔」
...瀬古 そうしておはぎはあんこのかい...
有島武郎 「ドモ又の死」
...餅あり、あんころと云う...
泉鏡花 「一景話題」
...――ほかに鮟鱇(あんこう)がある...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...初(はじめ)て日本(にほん)の經濟界(けいざいかい)の基礎(きそ)は安固(あんこ)なものになる...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...その下に氷店のあんこが伏せてあるガラス蓋が目にとまつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...暗黒々(あんこく/\)の岩窟内(がんくつない)を照(てら)し見(み)ると...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...貴様はつね/″\鮟鱇(あんこう)と云う魚のようにぽかんと口を開けているから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...名物あんころ餅は旅客の大方は憇ひて味ふところ...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...「暗黒(あんこく)の力(ちから)」程の力は無いが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あんこの鯛焼(たいや)き飛んで来い...
林芙美子 「新版 放浪記」
...人狩りの連中は二度も三度も闇黒(あんこく)のなかで獲物のすぐ傍(かたわら)を通りながら...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...そこでクリイムパンを喰べあんこ玉を喰べ...
山本周五郎 「青べか日記」
...鮟鱇(あんこう)や...
横光利一 「上海」
...安国寺恵瓊(あんこくじえけい)を使いとして...
吉川英治 「新書太閤記」
...蓬庵公(ほうあんこう)以来の阿波二十五万六千石...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鮟鱇鍋(あんこうなべ)を出せ...
吉川英治 「無宿人国記」
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