...そして背中をむけてどんどんあるきだしました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...其の野のうへに時明(ときあかり)してさ迷ひあるき日の光(ひかり)の求むるは何(なに)の花ぞ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...そしてあるき出した...
梅崎春生 「桜島」
...明智にうらみのあるきみとは...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...太子の画像といふは太子のやうに見ゆるがくろき馬にのりて雲の中にあるきぬ地のよしいへり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...一軒の珈琲店があるきりで...
辰野隆 「パリの散策」
...使い歩行(あるき)をさせるのも惨(みじ)めなようで...
徳田秋声 「黴」
...エキモスはいつもその鹿とつれだってあるきます...
豊島与志雄 「銀の笛と金の毛皮」
...毎日のぞめき歩(あるき)に至極案内知ったる柳下亭種員(たねかず)心得たりという見得(みえ)で...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...去年(きよねん)向島(むかふじま)の花見(はなみ)の時(とき)女房(にようぼう)づくりして丸髷(まるまげ)に結(ゆ)つて朋輩(ほうばい)と共(とも)に遊(あそ)びあるきしに土手(どて)の茶屋(ちやゝ)であの子(こ)に逢(あ)つて...
樋口一葉 「にごりえ」
...低い空を赤く染出している賑かな町の方へ歩(あるき)出した...
松本泰 「緑衣の女」
...一年生の習字を一人一人見てあるきました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...膝あるきでコートの端まで行き...
三好十郎 「胎内」
...始終諸国を破れ衣であるきまわり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...常陸びと一玉造へあがった早水秀之進はそのまま東へ向って休みなしにあるきつづけ...
山本周五郎 「新潮記」
...真暗な中で時々ふりかえる猫の眼を目あてにしてソロリソロリとあるき出しますと...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...諸国へ売りにあるきます」話は分っておりますが...
吉川英治 「江戸三国志」
...お綱は明るい方へあるきだした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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