...」瑞西の商人(あきんど)はあやふやには思ひながら...
薄田泣菫 「茶話」
...まして芸術家はそういうあやふやな国民性論を念頭にかける必要があるまい...
津田左右吉 「芸術と国民性」
...世論はすでに甚だあやふやな政治性をしか持たなかったが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...「神でない以上公平は保てない」彼はあやふやな自分を弁護しながら...
夏目漱石 「道草」
...鼻の先に猿智慧がブラ下がつて居るやうな野郎かも知れませんね」八五郎の鑑定は甚だあやふやで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんな顔をしていたかあやふやだ...
久生十蘭 「だいこん」
...あやふやなことをいっておけばいいのだからね...
久生十蘭 「魔都」
...大体があやふやなもんじゃのに...
火野葦平 「花と龍」
...まるであやふやですわ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...其処から曖昧(あやふや)な鑑識で軽率に人の苦心の作を評して...
二葉亭四迷 「平凡」
...あやふやだが、一回の仕事故いゝ加減にして、風月へ行って食事、ポタアジュ、鮃、マカロニ、肉、チキンライスそして冷コーヒーに菓子...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...此のあやふやな境遇(きやうぐう)を脱けて見やうじやないか...
三島霜川 「平民の娘」
...あやふやな後宮の地位を与えられているようなことは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...付随的な・不確実な・ぼんやりした・あやふやな・そして偶然的な・ものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それはきわめて不同であやふやである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...記事にはあやふやな部分がちっともなく...
柳田国男 「山の人生」
...すっかりあやふやになって来る...
夢野久作 「暗黒公使」
...なんというあやふやなかっこうをした樹(き)だ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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