...そろそろ雨(あめ)を切上(きりあ)げる相図(あいず)をしているのじゃ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...小糠雨(こぬかあめ)...
石原純 「雨粒」
...さつとひと雨(あめ)……おや...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とおっしゃる神さまが...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...「それには天菩比神(あめのほひのかみ)をおつかわしになりますがよろしゅうございましょう」と申しあげました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...あめりか人は、幌馬車時代の冒険心がのこっているものか、天下国家の大事でも、日常の些事(さじ)でも、I'll bet. You bet your life. I'll match you でなくては、気がすまないとみえて――...
谷譲次 「字で書いた漫画」
...上に小旗を無数にヒラヒラさしたあめ屋が太鼓をおもしろくたたきながらやって来る...
田山花袋 「田舎教師」
...樹々の雨水(あめみづ)砂に滲(し)み風は空から氷片を...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...紙燭(しそく)して廊下通るや五月雨(さつきあめ)降り続く梅雨季節...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...またこんな形(かたち)の下駄(げた)を雨(あめ)ふりなどには履(は)いてゐたことがわかります...
濱田青陵 「博物館」
...金は雨霰(あめあられ)の如く這入つて来ると豪語(がうご)してゐた...
林芙美子 「浮雲」
...この婆あめが!」さう呶鳴つて村長は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...」曹長「マルトン原のかなしみのなかひかりはつちにうずもれぬああみめぐみのあめを下しわれらがつみをゆるしたまえ...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...あめくんは きげんが なほつたので「おやすみ」と いつて...
村山籌子 「あめくん」
...天(あめ)が下(した)の田をことごとく公田とする原則は久しく動かなかったけれども...
柳田国男 「海上の道」
...まるで飴(あめ)みたいに曲ってしまって...
夢野久作 「狂人は笑う」
...天王様の祭礼(まつり)にゃあめずらしいこっちゃあねえんで』『何ぼ何でも...
吉川英治 「鍋島甲斐守」
...いはけなく涙ぞくだるあめつちの斯るながめにめぐりあひつつまたや来むけふこの儘にゐてやゆかむわれの命の頼みがたきにまことわれ永くぞ生きむ天地(あめつち)のかかるながめをながく見むためその夜は凍った様な月の夜であった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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