...川ぞいの家々よりあまたの遊女(あそびめ)たち水にさおさして寄りつどい候ありさま...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...あまたの手を経るまにまに...
寺田寅彦 「人の言葉――自分の言葉」
...わが家の中にあまたの黄銅と又黄金と琢かれし鋼鐵とあり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かくのごとく数多(あまた)の才俊豪傑をして餓吻(がふん)を鳴らさしめ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...予をさな心に父上は不思議なる物あまた所持せらるる事よと思ひしことも数(しばしば)なりき...
永井荷風 「洋服論」
...また教師の中には悪口に値(あたい)するものも数多(あまた)ある...
新渡戸稲造 「自警録」
...銘酒あまた棚の上にならべて帳場めきたる處も見ゆ...
樋口一葉 「にごりえ」
...そこには生もなく死もなく永遠に光つてゐる数多(あまた)の光源だけが存在してゐる空とかと名付けられた所は……とまで思ふとじつとして居られない程怖ろしくて堪まらなくなります...
牧野信一 「青白き公園」
...ツケル薬が無い態の融通を欠いたあまたの悲しみに相違ないんだけれど...
牧野信一 「月評」
...數多(あまた)の兵士(へいし)に依(よ)つて禁錮(きんこ)の中(なか)に入(い)れられました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...ひくてあまたの御座敷を斷つて來てくれ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...細川家には結構なる御道具あまた有之(これある)由(よし)なれば拝見に罷出(まかりい)ずべしとの事なり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...わたくしはこの記事を作るに許多(あまた)の障礙(しょうがい)のあることを自覚する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...人のあまた対坐して談笑する声聞ゆ...
柳田国男 「山の人生」
...へんぽんたる古幟(ふるのぼり)とあまたのビラと...
吉川英治 「江戸三国志」
...女という女の型はあまた知りつくしておいでなのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...雲上には数多(あまた)の大臣(おとど)や高官がいるに違いないが...
吉川英治 「源頼朝」
...――したが公儀にかかる陰謀とは」「党類も数多(あまた)あって...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
- サッカー選手の小林悠さん: 現役を引退することを表明した元日本代表FW 🏃♂️
- 俳優の小林薫さん: 主演のドラマ『深夜食堂』の新シリーズ、マスター役として作品を長年牽引 🍶
- 野球選手の佐々木朗希さん: 復帰登板でリリーフ好投し、ブルペンの救世主に期待 ⚾
