...「どうするものか? 批評家の阿呆(あほう)め! 僕の抒情(じょじょう)詩はトックの抒情詩と比べものにならないと言やがるんだ...
芥川龍之介 「河童」
...「あの阿呆(あほう)をね...
芥川龍之介 「偸盗」
...「阿濃(あこぎ)のあほうが見えぬの...
芥川龍之介 「偸盗」
...こんなとき躊躇するのはあほうだけである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...S、阿呆(あほう)...
太宰治 「古典風」
...阿呆(あほう)な子に向って...
太宰治 「男女同権」
...「あほう、そんなことを云うひまに、お客さんに茶でもあげえ」忰(せがれ)は何を云っているか判らない船頭一家の話を切れ切れに聞いていたが、そのうちに胴の間へ来る軽い跫音(あしおと)がするのでふりかえった...
田中貢太郎 「参宮がえり」
...こちらのことを――もし知っているとすれば――「阿呆(あほう)め」とでもいって...
近松秋江 「狂乱」
...「阿呆(あほう)の一つおぼえということがありますからね」大吉は...
壺井栄 「二十四の瞳」
...花火のはじまるのを待っているあほうの自分を見いだすことができたのは愉快であった...
寺田寅彦 「柿の種」
...ばかめ」「何が阿呆(あほう)かいな? はい...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...一人は足痿(な)えの阿呆(あほう)...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...群棲(ぐんせい)を常とする信天翁(あほうどり)が今時分ひとりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...「阿呆(あほう)...
夏目漱石 「幻影の盾」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...まるで阿呆鳥(あほうどり)のように飛び廻るのであった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...しかも私の目をつけているその阿呆(あほう)自身が言い出して始まるように...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...マーシは阿呆(あほう)だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
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