...それらの人々は阿呆(あほう)ではない...
芥川龍之介 「十本の針」
...「阿濃(あこぎ)のあほうが見えぬの...
芥川龍之介 「偸盗」
...阿呆(あほう)とはいえ...
芥川龍之介 「偸盗」
...私はやっぱり阿呆(あほう)みたいに...
太宰治 「鴎」
...大阿呆(おおあほう)め...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「あほう、そんなことを云うひまに、お客さんに茶でもあげえ」忰(せがれ)は何を云っているか判らない船頭一家の話を切れ切れに聞いていたが、そのうちに胴の間へ来る軽い跫音(あしおと)がするのでふりかえった...
田中貢太郎 「参宮がえり」
...弾けるまで夜通しかかったかて遣(や)りや」と激しく叱(しった)する声がしばしば階下の奉公人共を驚(おどろ)かした時によるとこの幼い女師匠は「阿呆(あほう)...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...どこまで阿呆(あほう)になっていても辛抱できるだけ辛抱する気で...
近松秋江 「霜凍る宵」
...信天翁(あほうどり)か――とびか...
中里介山 「大菩薩峠」
...と思っていると左向(ひだりむけ)をした烏が阿呆(あほう)と云った...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...政治家であることに誇りを感ずる思想家も阿呆(あほう)である...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...お前(まへ)が阿房(あほう)を盡(つく)してお力(りき)づらめに釣(つ)られたから起(おこ)つた事(こと)...
樋口一葉 「にごりえ」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...「何の話だ? 何をたくらんどる? ジョージ卿がどあほうと思うか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...そうしてカピはわたしのあほうにあきれ返って...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...「ノロ公があんなにあほうなのは...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「阿呆(あほう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...阿呆顔(あほうがお)しとるわ』『あの眼はなんじゃ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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