...枯蘆(かれあし)の根にはすすけた泡(あぶく)がかたまって...
芥川龍之介 「日光小品」
...あぶくは、石鹸でつくったものよりも一層美しくて、真珠光に富んでいた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...殊に縁日商人位泡沫(あぶく)銭の儲かる者は無い...
内田魯庵 「貧書生」
...烏啼の仕業と判断せられたわけですな」捜査課長の虻熊(あぶくま)警視が挨拶をした...
海野十三 「心臓盗難」
...たえずぶくぶくと空気のあぶくが上にのぼってゆくので...
海野十三 「太平洋魔城」
...一年に二百ものあぶく銭がありゃあ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...あぶく銭を儲(もう)けたがるやからが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「泡(あぶく)、泡、泡……泡(あわ)んぶく、おお泡んぶく、敵(かたき)を取ってくりょう、泡んぶく、お前敵を取ってくりょう、敵を取ってくりょう」と叫びながら、とうとう番頭の手にかかって無惨の死を遂げてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...阿武隈大膳正(あぶくまだいぜんのしょう)の乱行記の一節...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...そこら中あぶくだらけにして……」そんなことを...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...あぶく銭(ぜに)ですもの……宗教屋つて...
林芙美子 「浮雲」
...現代の社会の軌道からそれたあぶくを顕微鏡で見たようなのが...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...顔に石鹸のあぶくを一ぱい付けて...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...私達があぶくをどんなに出してしゃべっても...
宮本百合子 「幸福の建設」
...すなわち南隣の阿武隈(あぶくま)流域などで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...あぶくを吹きだして格子にぶつかると...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...バックはあぶくを吹いている敵ののどにかみついて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...ぶくぶく浮き上る真黒なあぶくや...
横光利一 「上海」
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