...こゝに一夜(いちや)あけの春(はる)...
泉鏡太郎 「熱海の春」
...こちらの秘密もある程度うちあけます...
江戸川乱歩 「影男」
...おれとあけみがボロを出すのを...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...木箱の蓋(ふた)をあけると...
大阪圭吉 「香水紳士」
...久世氏は玄関に出て来た女中を相手に大威張りに威張つて帰つたが、夜があけると、久世氏の代理だといつて市の書記が紋附羽織でやつて来て、平あやまりにあやまつて往つた...
薄田泣菫 「茶話」
...居間の障子(しょうじ)をあけた...
太宰治 「古典風」
...東の空が明るくなって黎明(よあけ)が近くなっておりました...
田中貢太郎 「人蔘の精」
...薔薇の紅き指もてる美なる「曙(あけぼの)」出づる時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...少しでも不安があれば必要に応じて家をあけることができるからであり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...長局(ながつぼね)の部屋という部屋の障子へ一寸ぐらいずつの穴があけてあった...
中里介山 「大菩薩峠」
...暁方(あけがた)まで続くでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...東向の小さい部屋を紅(あけ)に染めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...次に控えの間でグルゥバッハ夫人が一同に玄関の扉をあけたが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...あけすけに内情を話し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...南のガラス戸をすっかりあけていると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ガラリと雨戸をあけると...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...明り障子の左右があけてあり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...さて初恋の如(ごと)く含羞(はにか)めるうす桃色の日の蝶(てふ)と……静かに清清(すがすが)しき曙(あけぼの)かな...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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