...大将をも俘(とりこ)に出来る役である...
芥川龍之介 「少年」
...独逸の俘虜には一向行(ゆ)きつけの店といふものが無い...
薄田泣菫 「茶話」
...私はすっかり希望と嫉妬の俘(とりこ)となって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...途端にまたもやあの女の蕩かすような魅力の俘(とりこ)になってしまうだろうことは...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...大岡昇平が「俘虜記」其他を書いた気持ちは...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...八月十七日までは」「いまはPWでないのか」「十七日に俘虜満期になった」「お前はいまどこに住んでいるのか」「横浜のバンド・ホテルに」「市民(シヴィリアン)だったときの職業はなにか」「新聞記者...
久生十蘭 「だいこん」
...アッツ島の俘虜のことは」これが罠だと...
久生十蘭 「ノア」
...俘虜の生活状態や衛生状態...
久生十蘭 「ノア」
...俘虜の姿を見るときいっそう痛烈に感じられる...
久生十蘭 「ノア」
...俘虜になった地点...
久生十蘭 「ノア」
...俘虜なんかやれるだけえぐく扱ってやれという日本人の感情にまで立入って考えはじめると...
久生十蘭 「ノア」
...俘虜名簿と個人カードの安全が保証されるということなのだ...
久生十蘭 「ノア」
...彼は忽(たちま)ちのうちにこの二人をすっかり俘虜(とりこ)にしてしまった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...こうまず俘虜(いけどり)にしておいてどッこい……」と振放そうとする手を握りしめる...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ロシヤでの俘虜生活を語つて...
北條民雄 「間木老人」
...壓制の俘(とりこ)となツてゐることは出來ない...
三島霜川 「平民の娘」
...敵の俘虜(ふりょ)になったと聞いたが...
吉川英治 「三国志」
...俘虜には何をいう権能もない...
吉川英治 「三国志」
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